またまた心臓が・・・

昨日は、バイパス手術の結果を確認するために、カテーテル検査をしました。
前回の冠動脈の狭窄が見つかったときのカテーテル検査では、結局不整脈の誘発試験はしませんでした。


今回は、血管造影でバイパス手術の結果を確認することと、致命的な心室細動(Ventricular fibrillation, Vf)につながる不整脈が出ないかどうかの誘発試験も行うとのこと。

9:20にストレッチャーで、4階のカテーテル室へ。
2度目のカテーテルなので、少しは不安が少ない。
最初に、心電図や、万が一のときのためのAED電極やら沢山つけられた。
カテーテルは、動脈は左の肘、静脈は右の大腿部から。
麻酔が少し痛いが、その後の痛みはない。
カテーテルを入れている感覚はわかる。
最初に血管の造影。
造影剤が入ると、肩と胸が熱くなる。
造影剤は一般的にはヨード系のものが使われて、それをX線の装置で撮影する。
丸いX線の装置が胸の上を向きを変えながら動いている。


狭心症とは?


その場で主治医から、バイパスはうまくいっていると告げられる。

続いて、不整脈誘発試験。電気生理学的検査(Electro Physiological Study;EPS)
左の大腿部の静脈から電極カテーテルを挿入しており、そこから電気的刺激を心臓に与えて不整脈を誘発する。


http://stg-japan.gehealthcare.com/cwcjapan/static/cardiology/magazine_lecture/heart/heart_08.html


僕の場合は、2本電極カテーテルを挿入して、HRAとRVA(上記リンク参照)にセットして試験を行ったとのこと。

最初は心臓が少しドキドキとしたり、脈が乱れた感じがあったが、苦しいわけでも痛いわけでもなかった。



ふっと、心地よい夢を見ていたら、突然主治医の呼ぶ声が聞こえた。
目を開けると酸素マスクをつけられていた。
一瞬、今がどのような状況なのかわからなかった。
直ぐにカテーテル検査をしていたことは思い出したが・・・
本当に心地よく眠っていた気がした。

実は、誘発試験により、本当に心室細動(Vf)が起こり、準備していたAEDで電気ショックをかけて事なきを得たらしい。
血圧も0になっていたとの事。
時間を聞くと、5秒程度のことだったらしい。

なんと、またま、心臓が止まってしまいました!
||||||||/(≧□≦;)\|||||||オーノー!!

止まった瞬間のことはまったく記憶になく、お花畑にいるような、ほんわかとした気持ちで眠っていました。
AEDのショックもまったく記憶になく、とにかく気持ちよく眠っているところを何で起こすんだ!って感じでした。


結果、心臓に対して、ちょっと負荷をかけた段階で簡単にVfが起こってしまいました。
つまり、現在の状況では、いつ心臓が止まってもおかしくない状況です。

予想できたが、予想したくなかった結果に・・・